「急に景色がグルグル回った…」「立ち上がったらフワッとして怖かった…」そんな経験はありませんか?めまいが起こると、「脳の病気?」「年齢のせいかな?」「疲れているだけ?」と不安になりますよね。実は私たちの体は、普段から驚くほど高度なバランス調整を行っています。
人はなぜ転ばずに立っていられるの?
考えてみると不思議です。人間は二本足で立っています。本来なら竹馬に乗っているような不安定な状態なのに、普通に歩いたり走ったりできます。これは体の中で24時間365日休まず働いている「平衡感覚」のおかげです。
平衡感覚には、
- 耳の奥にある三半規管や耳石器
- 目
- 首や足の筋肉、関節
などが関わっています。それぞれが「今、体は右に傾いています」「少し前へ動いています」「頭が回転しています」という情報を脳へ送っています。
そして脳はその情報をまとめて、「よし、少し左へ重心を移そう!」と瞬時に判断しています。まるで社長(脳)のもとへ各部署から報告が集まり、会議をしているようなものです。
めまいは「情報伝達ミス」で起こる
ところが、このバランス会議でトラブルが起こることがあります。例えば耳が「右に回転しています!」と報告しているのに、目は「いや、動いてませんよ?」と真逆の報告をしたらどうでしょう。社長である脳は大混乱です。
その結果、
- 景色がグルグル回る
- フワフワする
- 真っすぐ歩けない
といっためまいが起こります。
最も多いのは耳が原因のめまい

一般的なめまいの多くは、耳の奥にある「前庭」という部分が関係しています。
前庭は、
- 三半規管
- 耳石器
で構成される体のバランスセンサーです。三半規管は頭の回転を感じ取り、耳石器は体の傾きや加速度を感じ取っています。
ところが、
- 良性発作性頭位めまい症
- メニエール病
- 前庭神経炎
などによってセンサーが誤作動を起こすことがあります。すると脳へ間違った情報が送られ、「止まっているのに回っている」という状態になってしまいます。スマホのGPSが突然富山市にいるのに北海道を表示するようなものですね。当然、脳も困ってしまいます。
また耳は聴力にも関係しているため、
- 耳鳴り
- 難聴
- 耳が詰まった感じ
を伴うこともあります。
命に関わるめまいもあります
めまいの中には脳梗塞や脳出血など、脳の病気が原因となるケースもあります。特に小脳や脳幹という、バランスを司る部分に異常が起こると強いめまいが発生します。
もし、
- 激しい頭痛
- 手足のしびれ
- ろれつが回らない
- 力が入りにくい
などを伴う場合は、すぐに医療機関を受診してください。「そのうち治るだろう」は危険な場合があります。
自律神経や首こりが関係することも

検査では異常が見つからないのに、
- フワフワする
- 頭が重い
- 立ちくらみが多い
という方も少なくありません。
その場合、
- 自律神経の乱れ
- 血流の低下
- ストレス
- 睡眠不足
- 首や肩の緊張
などが影響していることがあります。特にデスクワークやスマホの見過ぎによって首周りの筋肉が硬くなると、血流や自律神経の働きに影響を与え、めまいを感じやすくなることがあります。
富山市でめまいにお悩みの方へ
めまいは単なる疲れではなく、体からの大切なサインです。耳の問題、脳の問題、自律神経の乱れなど原因はさまざまですが、首や肩の緊張、姿勢の乱れが関係しているケースも少なくありません。
若林接骨院では、姿勢や首・肩周囲の状態を確認しながら、体全体のバランスを整えるサポートを行っています。「病院では異常がないと言われたけれど、なんとなくフワフワする」「首こりや肩こりも一緒につらい」そんな方は、お気軽にご相談ください。


